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快活CLUB宿泊してきた〜ネットカフェはホテル代わりに使えるか

今回は旅行の際の宿泊先として快活クラブを利用してきましたのでその体験もふまえて旅行時の節約としてネットカフェの宿泊利用はありなのか、気を付けた方がいい点などについて記事にしたいと思います。今回は快活CLUBを利用しましたがネットカフェもさまざまですので参考程度に読んでいただければ幸いです。

快活クラブとは

株式会社快活フロンティア運営する複合カフェです フリードリンクでインターネットが使え、コミックや雑誌も読み放題といういういわゆるネットカフェではあるのですが快活クラブはさらにカラオケやダーツなど多彩な娯楽施設があるほか多彩な食事メニュー、、シャワーやフラットに横になれる鍵付きの個室があるなどこれまでのネットカフェを超える設備やサービスを提供しています。
内装はバリ島をイメージしたデザインで統一されており、おしゃれで清潔感があるのもポイントです
※お店により設備や提供サービスが異なりますので詳細は店舗にご確認くださいね

快活CLUB公式サイト


快活CLUBの施設、システム

利用には会員登録が必要です。(入会には本人確認書類と入会金370円が発生しますが年会費無料です。) 
入退館時は受付で会員証を読み込ませ、その利用時間に応じて料金を支払うシステムです。
食事など別途料金が発生するものも同時に清算されますので楽ですね。一部店舗によっては自動で受付兼清算機をおいている店があり、このおかげで最近は無人店舗も増えてきているようです。
どんどん人の仕事がなくなってしまいますね💦

部屋の種類としては飲み放題カフェと言われる一般の椅子席のほかマッサージチェアがあるブース、ファミリーブース、横になれるフルフラットブース、鍵付きの個室、ダーツやカラオケを楽しめるブーススロットマシンなども置いてある店もあります これらの種類はお店により異なりますが、一度清算をする形で他の部屋に移動することも可能ですし、鍵付きの個室は予約を受け付けているお店もあります。※鍵付きの個室は18歳未満の方は利用できないようです。

フルフラットの鍵付き個室の様子

そのほかには当然フリーのドリンクバーがあるのですがソフトクリームがあるのがうれしいですね。飲食メニューも用意されていて、注文はブースのPCから行えます。カップラーメンやスナック菓子も売っています。
途中外出や飲食物の持ち込みも基本はOKなのはありがたいですね。(警察指導で鍵付き個室での飲食はできませんが別途用意されたオープンスペースで飲食は可能です。

シャワーは時間制で基本は15分、シャンプーやボディソープも設置されておりタオルの貸し出しサービスもあります。さらにお店によってはコインランドリーも設置されています。
トイレやブースのエリアは男女別で分かれていることが多く化粧品などのアメニティも販売していますので女性でも安心ですね。 また下着類も販売していますので終電逃してしまったりなど急な利用であっても最低限身だしなみや清潔を保つには十分と言えます。

また卓上ライトやDVDドライブ、ブランケットなどさまざまな備品の貸し出しがあるほかプリカの販売などもあります。

料金システム

料金は利用時間とブースの種類や利用時間に応じて変わります。一番安い席が飲み放題カフェ、一番高いのは鍵付き個室です。利用時間は6時間パック 3時間パック ナイトパックなどプランがありますが滞在時間に応じて自動的に最安の料金で精算されるので例えばあらかじめ3時間パックにしてその時間以内に退室しなければいけないといったことはありません。
逆に言えばその金額におさめようとする場合は客側が気を付ける必要がありますね。
(カラオケやビリヤードなどでは混雑時3時間制限などが発生します)
一応利用料金と時間はブースのパソコンのディスプレイに表示されるのでありがたいですね。

基本的なシステムは同じですが、料金や設備、在庫しているコミックの種類、提供サービスは店舗によって異なりますのでご利用の際はかならず各店舗の情報をご確認くださいね。基本的は各店舗ごとの情報が確できます。

宿泊をしてみての感想

今回は鍵付きの部屋が空いていなかったので鍵無しのフラットルームに宿泊しました。ちなみに鍵がなくてもセキュリティボックスがあるのでそこに貴重品を収めることは可能です

私の個人的な感想をまとめると

防音性はないので周囲の音は気になります。私が利用したときは会話などはありませんでしたがお客様の出入りが多く、その音は気になりましたね。これはやむをえないかもしれません。
またブースの床はフラットになりクッション性はありますが当然ベッドのような快適性はありません。私の場合はしばらく寝ていると蒸れました。
さらにブースの照明を消しても周りの照明があるので完全に真っ暗にはならないのも気になる人には気になるでしょう。
結果まったく眠れないということはありませんでしたが総じて眠りは浅いです。

ということで私的結論は・・・

「仮眠ならアリ」

です。

また上記気になるところは対策のしようがあり、周囲の音には耳栓、部屋の明るさにはアイマスクを使用する マットや枕にはタオルをしいてみるなどである程度対策できますが、いずれにしてもホテル並みとはいきませんのでその点は理解しておいた方がよいでしょう。アイマスクや耳栓は販売しているお店があります。

ちなみに鍵付きの個室に入れれば明るさや音に関してはかなり軽減が図れます。また音はブースの位置にも左右されます。どうしても出入り口付近のブースと奥まったブースでは人の通る量が異なりますので店員さんにブースの変更を相談してみるのもアリだと思います。

そのほか気になる点などについて

そのほか快活クラブ宿泊について個人的に気になる課題は以下のとおりです

個別に空調がない

設備面で見逃されがちな大きな違いは個別に室温調整などができないことです。ホテルなどであれば暑かったり寒かったりすれば設定温度を上げ下げして調整できますが、これが快活クラブではできません。もちろん施設内に空調自体は効いていますがあくまでその部屋あるいはブース単位での調整が細かくできないということです。(鍵付き個室は風量を調整できる仕組みはあります)
寒い分には毛布をかぶるなどで対応できますが、暑い場合は限界があります。
お店のスタッフに相談してみる手はありますが、仕組み上できることは限られていると思います。

個室ブース内の風量調整装置

アラーム音も含め音を出さないように注意

起床する際はアラームの力を借りることが多いと思いますが、上記の通り音が筒抜けなので周りへの配慮が必要です。
明確にルールとして禁止になっていなくてもトラブルや迷惑を考えれば音を鳴らすのは避けた方が無難です。
私はアップルウォッチの振動で起きましたがマナーモードのバイブレーションやイヤフォンを使いましょう。音を出したいならカラオケルームで仮眠するという手もあります。
そのほか意図せず出してしまいがちなのはいびきや歯ぎしりなどですがこれはもう防ぎようがありません。だから使うなとは言えませんが自覚がある方は配慮が必要かもしれません。逆に言えばとなりのいびきがうるさくて眠れないと言ったこともあり得るわけです。いずれにしても限られた条件ですのでお互いに配慮や思いやりは欠かさないようにしましょうね。

体が大きい人にはやや手狭

ブースの広さも部屋により異なるようですが身長175センチを超えてくると足を延ばせないケースがあったり荷物が多いと寝返りが窮屈なケースがあります。うっかり手足や物を壁にぶつけると隣の人にも迷惑になりがちですね。この辺はホテルのようにはいきません。

荷物の管理に気を遣う

財布やスマホはセキュリティボックスに収納できますが、それに入らないような貴重品の防犯には少し気を使います。例えばデジカメやノートPCの類なんかもそうですね。
本のやドリンクを取りに行く間くらいはいいか それでも持ち歩くのか シャワーの時間はさすがに心配だから持ち歩こうか なかなか悩ましいところだと思いますし寝ている間も少し心配ですね。
車上荒らしの心配もありますが車で移動している人は車に保管しておくのも選択肢かしれません。
鍵付きの個室であれば問題ないかと思いますが・・・

鍵付き個室以外完全プライベートにはならない

鍵付き完全個室以外はブースには扉もありますが窓や上の隙間もあるので覗こうと思えば覗けます。また悪意はなくとも間違えてうっかり他の人が扉を開けてしまうといったこともなきにしもあらず
特に女性は防犯上の心配はあるかもしれません。これは鍵付きの個室を使うしかないですね。鍵付きの個室はカードリーダーがついていますので安心です(オートロックなので部屋から出る際はカードを忘れないようにしましょう)

満室の可能性あり

私は経験がありませんがまれに満室というケースもありそうです。週末や行楽地の近くや繁華街、大きなイベント会場の近くなどは混雑も予想されます。一応Web上から混雑状況は確認できますがどうしてもタイムラグはある点は要注意です。また都市部などを中心に駐車場がないお店もあります。
まあ、都市部であれば近隣にコインパーキングがある可能性は高いでしょうが事前に確認しておくにこしたことはありません。

Web上から確認できる空き状況の例

僻地では店舗数が少ない

快活クラブはこの記事を書いている2023年5月現在で全国約500店舗ありますが、どうしても出店地域は都市部や郊外が中心となり多少偏りがあります。
特に山間部になるとがくっと減りますので利用する際はその点も考慮しましょう。
有名観光地だから必ずあるとも限りません。

快活宿泊に向く人 メリットなど

少しデメリットを強調してしまいましたが、ホテルや旅館と比較しても当然メリットもあります。また向く人はといえば身も蓋もないですが平たく言えば上記デメリットが気にならない人などですね。
上にも書いた通り仮眠なら十分検討の余地があります。そのあたりについても記載していきますね。

チェックイン アウトの時間を意識しなくてい

快活クラブは基本24時間営業です。そしてホテルや旅館であればチェックイン アウト 食事や入浴時間などを意識する必要がありますが、これが無いのは大きなメリット。 つまり時間に縛られずに行動できるということです。特に深夜早朝に気兼ねなく入退室できるのはありがたいですね。深夜遅くに到着して早朝出発 本当に寝るだけみたいな感じだと宿泊料金によっては割高に感じるケースが出てくる可能性もあるのではないでしょうか
 そんな時に安価で休める快活クラブは非常にありがたいです

料金が安い

やっぱりこれにつきますよね。もちろん宿泊施設としては旅館やホテルのような快適性がないので当然なのですが、それでもシャワーはあるしフリードリンクやコミック読み放題などを考慮するとそれなりにコストパフォーマンスが高いと個人的には判断しています。ちなみに料金はお店により多少異なりますが、鍵付き個室の6時間パックで2000円程度のお店が多いようです。

あまり神経質ではない人

逆説的な言い方になりますが、暗い部屋、静かな部屋 ゆったりとしたベッドや布団じゃないと眠れない 寝つきが悪いという方にはつらいと思いますが、逆にそうでない人には十分な環境だと思います。また仮眠の場合熟睡しずぎないのもいいと思うんですよね。

まとめ

旅行に行きたいけど予算は押さえたいという方は無許可の野宿や車中泊、あるいはファミレスで寝るのも倫理的にどうかという話もあり、であればスーパー銭湯やカラオケなどと比較しつつ選んでもらった方がいいのかなと思います。なんだかんだで安いうえに当然に雨風をしのげて食事やトイレの心配もないというのはありがたいことだと感じます。

旅行の目的として旅館やホテルでゆったりと入浴や食事が楽しみだというのももちろんわかりますが、
時には観光やアクティビティを目当てにして夜は寝るだけにするから安く済ませる。そんなメリハリのある旅行を計画しても面白いかもしれません。
前回は一泊での遠距離旅行を楽しみましたが、それに続いて新しい価値観での旅行ということで実は今回記事にしてみた次第ですので。そのあたりも検討の一助になれば幸いです。

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