アップルウォッチ6を購入し、二か月が経過しました。ウォッチに限らずアップル製品は人気が高いので多くの方がレビューしていますが検討中の方には少しでも材料が多いほうがいいと思いまして今更ながら私なりにレビューさせていただこうかと思います。
ちなみにいずれもアルミボディGPSモデルでシリーズ4は44mmを、シリーズ6の40mmを購入しました。
私はアップルウォッチ以外のスマートウォッチは使用したことがありませんので、他のスマートウォッチと比較してどうかアップルウォッチじゃないとだめなのかという点の言及しかねるところなのでご理解ください。
これまでアップルウォッチを使ってきてのレビュー
率直な感想
率直に言うと私にとっては無くてはならないとまではいいませんが、あると生活がはかどる部分が多くあり、かなり便利に使わせてもらっています。少し値は張りますが、買って後悔ではなくよかったという感想になります。
アップルウォッチで助かっていること
通知を逃さない
なんだかんだこれが大きいです。特に恩恵を感じているのが電話やメッセンジャーやリマインダーですね。
iPhoneが手元にないと気が付かないということがなくなるのは大きいです。特に私の場合格安SIMの安いプランを契約しているので無料通話がありません。折り返し電話をかけると通話料がかかります。このため出られる電話はできるだけその場で出たいというのが本音です。
人によっては通知が煩わしいという人もいると思いますので好みではありますが、ま、そうなるとアップルウォッチ要らないよねということにもなりかねないものの、アプリごとに通知を行うかの設定があるので最低限の通知のみにしておくことは可能です。
通知の種類は少なくてもいいけどどうしても逃したくない通知があるといった場合があると思いますので、その点では有用だと思います。
その他防災情報や天気なども通知がきたり画面に表示させることができたりしますので、アップルウォッチに通知がくる=情報を取り逃がさないことに加えてスマホをいちいち開かなくてよいというのは便利です。
そのほかにずっと座っていると「立ち上がりましょう」とか「深呼吸しましょう」的なものもあります個人的にはそれにしたがったことがほとんどありませんが、ああ、体動かさなきゃなくらいの意識づけにはなりますね
次のスケジュールが一目瞭然
設定さえしておけばスケジュールを表示してくれるのでイチイチ手帳やiPhoneを開いてスケジュールを確認する必要がなくなります。時間を確認するとスケジュールが自然に目に入ってくるのがいいですね。非常に合理的とも感じます。
特に会議や打ち合わせのスケジュールなど予定が一日に数件あるといった場合には時間ごとに直近のスケジュールを自動で表示してくれるのは助かっています。
手帳を確認せず思い込みのスケジュールで動いていて、次の予定を勘違いしていたとか忘れていたといったことがなくなります。
紙の手帳は今は使っていません
iPhoneを見失った時に呼び出せる
アップルウォッチなら家の中などでうっかりiphoneをどこかに置き忘れたというときにはアップルウォッチからiphoneの音を鳴らして所在を気が付かせてくれます。
また暗がりで音だけ聞こえてくるんだけど・・なんて時にはフラッシュライトも併せて点滅させることが可能です。
置き忘れ自体は私の注意不足に起因するところではあるのですがこれも本当に助かってますね。
例えば家にいて出かけようとした際にばたばた準備している間にどこかにiphoneを置き忘れてしまったとかありません?そんなとき自分のうっかりではあるもののすごいイライラしますよね(笑)家族がいればその人のスマホから自分のiphoneに電話をして見つけるということも出来ますが、マナーモードになっていると意外と気が付きにくかったり何より煩わしいですよね たびたび家族にお願いしているとた「またかよー」なんて嫌味を言われることも?
それがアップルウォッチならお手軽に音を鳴らすことができますし、マナーモード関係なく音がなってくれるんです
ヘルスケアやワークアウトのハードルが下がった
基本的に常に身に着けているだけに思い立ったらワークアウトができ、心拍数なども計測してくれることも大きいですね。またアクティビティリングやバッジがあるのでモチベーションの維持にもつながります。

また標準で多数のワークアウトアプリがありますので体を動かすのが好きな人はいろいろ試してみてもいいかもしれません。
私はたまにジョギングをやっているのですが、アップルウォッチがあればiphoneを持たずともログを記録してくれるので走る際も身軽になりました おまけにiphoneでは測定してくれない心拍数なども記録してくれますからね.
歩数についてもアイフォンを置いている間は反応しないでしょうが、常時身に着けていればアイフォン充電中でコンセントにつないでいるときや机に置いてある状態で席をたっても歩数をカウントしてくれます。
ヘルスケア面では転倒検知機能があったりアップルウォッチ6になり血中酸素濃度や心電図も計測機能がついた点も特筆されます。


もちろんアップルウォッチは医療機器ではないのでこれをもって医学的な見地に基づく診断結果とはならないのですが、医者に行くきっかけ位にはなると思っています
純正アプリでは地図表示による道案内も可能
アップル純正のマップアプリでルート案内を行った場合、アップルウォッチ上でルート表示をしてくれるのがこれも便利。スマホを見ながら歩くのももちろん危ないのですが、アップルウォッチでさっと確認できるほか曲がり角が来たら振動でお知らせしてくれる機能もありがたいです。
自転車や車での移動の際も鞄やポケットからからiphoneを取り出す必要がありません。
運転中はもちろん危ないのですが、信号で止まった際に腕に目をやって確認できるのです。
もっとも今どきの車は大体ナビありますし、自転車の場合は別途ipohoneのホルダーをつけるなどの手段はあるのですが。。。
マップ表示 ルート案内で青いラインがルート
やっぱり便利なApple Pay
クレジットカード決済や電子マネー機能はやはり便利ですね 鞄やポケットのiphoneを漁る必要がありません。電車の自動改札はリーダーが右にあるので左腕にアップルウォッチをしているとちょっと体をひねる必要があるのが唯一の残念ポイントでしょうか
最初は「ほんとに大丈夫なの?」って感じでちょっと不安だったんですが慣れると本当に元に戻れません・・・
ちなみにアップルウォッチを買い替えたり手放す際は情報をアップルウォッチ側の情報を消さないといけないので注意が必要ですが、その事も特に面倒ということはありません。
無音振動アラームが最高
目覚ましなどのアラームが音を立てずに振動で教えてくれるのが利便性高いです 例えば電車の中ですね 降りる時間に合わせてアラームをセットしておけば爆睡して乗り過ごす心配がありません。もちろんスマホでもアラームはあるんですが、マナーモードになっていると意外に気が付かないことがあります。それに気が付けるんですからあ助かります
カメラの遠隔操作はぼちぼち
実はカメラの遠隔操作ができます。セルフィーや自分を入れた集合写真、自撮り棒を使って高いところからのの撮影など要はカメラの画面が見えない状況からの撮影には便利です しかし私にはそのような機会がないので使いませんでしたが、使う人には便利かもしれません
ボイスめもの録音
アップルウォッチからボイスメモの録音ができます 思着いたときにしゃべって録音したり会議の録音などに便利です

アップルウォッチ4から6に買い替えた理由
アップルウォッチはシリーズ6、シリーズ3 SEが併売されています。予算や何を重視するかによるのですが、私がシリーズ6を購入した理由は常時表示ができるからです。中古も視野にいれるならシリーズ5でもいいと思いますが、中古はまだお得感がない印象でした 常時表示にこだわらなければ4やSEでもいいと思いますが、やっぱり新しいものの方がいいですね。特に中古はバッテリーがへたっている場合も考えられましたので。。。。
やっぱり時計は常時表示しててほしいんですよね シリーズ4までは常時表示をしていなかったので腕を傾けないと時間を表示してくれなかったのですが、これが地味にストレスでした。時計なんだからまずは時間は表示してほしいなというところです。
何故44mmから40mmにしたのか
もともと44mmを買った理由は操作性と画面の視認性を重視したのですが、今回お店であらためてためしたところ実用上特に問題ないことがわかりました 特に私の場合はアップルウォッチで細かい文字入力はしませんし、メッセージの返信も「Ok」とか「了解」とかの簡単な内容ならテンプレなどからからとりあえずは返信できますしね
左アップルウォッチシリーズ4 44mm 右がアップルウォッチシリーズ6 40mm

不意にデジタルクラウン押しちゃう問題の解消
これは私だけかもしれませんが40mmにしてさらによかった点は腕を組んだ際に不意にデジタルクラウンを押してしまうことがなくなったという点です デジタルクラウンとはアップルウォッチ本体側面にあるダイヤル兼ボタンのことなのですが、手のひらを反らす方向に曲げた場合、手の甲でデジタルクラウンを押してしまうことがあったのです。通常ここのボタンの長押しはSiriの起動になりますので いつのまにかSiriが起動して「すみません よく聞こえません」などとしゃべってびっくりすることがありました
そんなこんなで小さくなったメリットことで本体の値段も安くなり少し腕も身軽になって私としては満足です

その他気になるかなと思う事
アップルウォッチを買うにあたってその他に気になるかなと思う点を挙げてみます

素材の違い 傷がつく? 画面のフィルムは?
アップルウォッチは素材がステンレスとアルミ、チタン セラミックに分かれているほか、ガラス面も強化ガラスやサファイアガラスなどにに分かれています。上で書いた通り私が買ったのはアルミボディで、これは私の予算的な問題や軽いものを求めていたということが大きいです
私なりの結論ではこの手の時計は一生モノでもなく、長く使えばバッテリー交換というランニングコストが発生するほかOSのサポートなども限りがあるでしょうから、数年おきの買い替えを前提とすべきであり、ロレックスのような資産性があるわけでもなく、数年たてば傷の有無にかかわらず下取りは二束三文になると思いますので沢山あるバンドも含め予算と好みで買った方が幸せになれる気がしています
私が買ったアルミボディは一番安いもので、ガラスもサファイアではなく強化ガラスですがシリーズ4では保護フィルム等は貼らずとも2年間ほとんど傷はつきませんでした。勿論だから大丈夫だよとはいいませんし、傷がついたという報告もあるようですが、私の周りでもあまり傷に悩まされた人はいませんでしたので、上記のとおり数年ごとの買い替えを前提にした場合はアルミボディや強化ガラスでもあまり神経質になる必要もないのかなという印象です
電池持ちは?
電池持ちはオフィシャルでは18時間となっています。ただし通知や通信の頻度など設定や使いかたによるところが大きいと思います。新品状態でシリーズ4では約2日間以上持ちました ただしシリーズ6で2日は持たない感じです これは常時表示の影響があるのかもしれません。シリーズ4を二年足らずで買い替えましたその時は1日半くらいの持ちだった印象です。(いずれも厳密な計測はしていません)
ちなみにバッテリー交換のお値段は公式では8800円です アップルケアに入れば無料になるようですが私はへたったら買い替えを前提にしていましたのでアップルケアにも入りませんでした
さすがに一日持たないないなら不便ですが一日持ってくれればOKが私基準で、充電も早いです。
お風呂はどうしていたか
アップルウォッチは50mの耐水性能があり、プールで使うことも想定されています。ただし私はプールで使う機会はありませんでした。そしてお風呂では温泉も含め外しています。温泉は純粋な水とは成分が異なりますし、お湯と水は性質が違う部分もあるからです。特にシャワーの水圧もできれば避けた方がいいと思っていますし、(公式では高温水はNGと書かれています)石鹸、シャンプーなどもあまりいい影響は与えない気がしています
要は耐水性脳があるから何でもかんでも大丈夫と盲信しない方が良いとは思っています。ただし洗顔や手洗い 食器洗いなどの際には外しませんでした
で、充電はお風呂の間にやってましたね 満充電になるまでは減り具合にもよりますがおおむね30分程度の感覚で、お風呂に入り、髪を乾かしているうちに充電が終わります。なので寝ている時はつけています アップルウォッチには睡眠を記録する機能がありますのでわずらわしくなければ寝るときもつけてみましょう。そう言う点からも私は軽い時計がよかったですね
改善要望・残念ポイント
おおむね満足しているアップルウォッチですが、個人的な改善要望は以下の点です
電池もち
上で私基準で1日もてばと書いたのですができれば3,4日程度充電を気にせず使いたいですね ちょっとした旅行でも充電器を持ち歩く必要がなくなります。
iphoneとのペアリングが切れたときに通知が欲しい
iphoneとのペアリングが外れるとアップルウォッチの画面上に表示が出ます しかし特に通知がこないので気が付かないことがあります。例えばどこかで置き忘れた時などは助かると思うんですよね
ホーム画面のアイコンがわかりにくい
とにかくホーム画面がわかりにくい デジタルクラウンをまわせば多少アイコンの大きさを変えられたり、設定で配置を変えられたりするのですが、いずれにせよあまりホーム画面から頻繁に何かをアクセスしようとは思いません。よく使うのはジョギングなどのワークアウトですね。あとは音楽操作やタイマーくらいです。
またアイコンも一部似たようなものがあり、めったにいじらないゆえに勘違いしたりこのアイコンなんだっけ?的なことになったりします。画面サイズ的にやむをえないかもしれませんが、もう一工夫望みたいです



まとめ
以上私なりのレビューでした 無きゃ無いでまあ大丈夫。しかし使い出すとやめられない なんだかかっぱえびせんかお酒やタバコのようなイメージにきこえるかもしれませんが、そんなイメージです。特にライフログをとりたい人 通知を逃したくない人、ワークアウトする方におすすめです 逆にそこに価値をもとめなければ値段を考えると微妙かなあというのが個人的感想 何を重視するか、あるいは値段と釣り合っているか 価値観はひとそれぞれなので買おうか迷っている方は私なりの使い方や感想が参考になれば幸いです
あ、それからアップルウォッチがあるとMacの解除が行えるほか将来的にはiphoneの解除もできるようなるみたいです。好きな方はますますAppleから抜け出せなくなりそうですね・・・(;^_^A
コメントを残す