思わぬ長期連載となった春のニュージーランド旅行(更新が遅いだけ)
さてさて今回はふたたび北島に戻ります 実質的な観光は今日が最後 寂しい思いを胸にいざ出発です
最後の朝はあわただしくスタート
本日はフライト時間の関係で早朝からの移動を強いられます。昨日の土砂降りで濡れた服も生乾きといったところ。眠い目をこすって朝食タイム 今回の旅行は基本食事がついております。しかし今朝の食事はこのような実質コンビニ飯です。ホテルにあるレストラン営業前でやむなしといったところでしょうがちょっと寂しいものです。(実は昨夜のうちに配られていたものです)
早朝起きたばかりということもあり、あまり食欲もありませんが、バスの移動中も車内では食事ができないし、持ち歩くのもどうかという感じでしたので慌てて食事をかきこんだあと、忘れ物のチェックもそこそこに部屋を出ます。
なにはともあれタイトなスケジュールの中で円滑に物事が進むというのは非常に気分がもよいものです。これも一人一人の心がけによるものでしょう。今回の旅行では先の予定は減ってきましたが最後まで、そして旅行が終わってからも周りの迷惑にならないよう、特に団体行動では僕も気をつけていきたいと思います。
バスに乗り込み空港を目指します。ちなみにここまで触れ損ねてしまったのですが、バスは自由席でした。今回の旅行の流れでは一日ごとに座席を変えている感じですね。僕は進行方向右に座ったり左に座ったり あとは車両の真ん中から前側付近を選んでました。
特にこだわりはなかったのですが、席を自由に選べる場合、あらかじめ調べておいて見たい景色がある方の座席を選ぶなどしてみたほうがよいかと思います。
クライストチャーチ国際空港からハミルトン空港に向かいます ハミルトン空港までは1時間45分ほどのフライトです。旅行の添乗員さんは南島と北島で異なるらしく南島の添乗員さんははここでお別れです。ベテランの添乗員さんでユーモアを交えていろいろご案内くださいました ありがとうございます。 添乗員付きの旅行は添乗員さんとの出会いもまた魅力のひとつですね。
北島に到着
ハミルトン国際空港に到着すると北島の添乗員さんがお出迎えです。
今回の添乗員さんはオークランドに到着時我々を迎えてくださった添乗員さんでした。感動の再会?でございました。あのときはお弁当を手配してすぐ乗り継いで南島に行きましたので本当にあわただしい感じでした。添乗員さん 世界のあちこち行けてうらやましいですが、本当に大変な仕事だと思います。
さて添乗員さんもバトンタッチしてここからはふたたびバスでの移動です。
天気も青空が見えてきました。まずは昼食ということでローズランドに向かいます。
北島も同様郊外はのどかな雰囲気 ただし南島のような広大さは感じられませんでした。通った街はサインが印象的でしたね。
昼食はローズランドで
ほどなくバスはローズランドに到着です。
普通のビュッフェスタイルのレストランですがちょっとした庭園や馬もいて気持のいい場所でした 食事は勿論まいうーです。
食後はいよいよワイトモ鍾乳洞へ!
ここから今日の本格的な観光開始です。しょっぱなはワイトモ洞窟に向かいます。洞窟はこのローズランドから少しバスで移動した場所にあります。
ワイトモ洞窟についてご紹介しましょう
ワイトモとは現地のマオリ語で水のある穴というそのまんまの意味らしいですね。洞窟自体はかなり大規模になっていますが、その中の一部が観光地化されています。洞窟自体日本でも各地で見ることができますが、その中でこのワイトモ洞窟独自の魅力として挙げられるのは自然の造形美だけではなく土ボタルの発光が織りなす美しさにあります。
そのかわりお土産コーナーでたくさん写真など売っていますのでそちらで満足することとしましょう。
さて観光の話に戻ります。まずは入口で受付をした後に団体で入ります。アプローチの部分から鍾乳洞内に入ると撮影禁止とともになるべく静かに行動するように求められます。
薄暗い中足元に気を付けて洞内を進んだ先に地底湖があり、そこから大きなボートに乗って洞内を進みます。 ガイドさんに案内された先には確かに土ボタルの淡い光を確認することができました。とても神秘的な世界 風景ではありますが、大勢の観光客とともに味わうよりは自分で独り占めしたい そんな印象をもちました。まあ、現実的に難しい話ではありますが。。
テプイアでマオリと間欠泉を満喫
洞窟を出てふたたびバスで移動です。次はロトルアに移動し、テプイア博物館に訪れます。 ロトルアは地熱活動が盛んで、間欠泉が見られます。また原住民であるマオリの文化にも触れあうことができる施設がテプイア博物館で、ワイトモ洞窟と並び北島ではメジャーな観光施設です。
バスを止めて降りるとレストランやお土産屋もあり、日本にもよくある観光地の雰囲気です。ガイドさんに連れられてまずは間欠泉の見物です。すでに硫黄の臭いはたちこめています。このあたりは温泉天国日本ではめずらしくないかもしれません。箱根の大涌谷や秋田の川原毛地獄など似たような雰囲気は味わえますが、最大のウリは高さ20mは超えると呼ばれるポフツ間欠泉です。
自然のままのようなので噴き出すタイミングや高さなどはまちまちになるようですが、運よく見ることが出来ました しかし写真が間に合わず・・・
さらに園内にはマオリの文化を紹介する施設やキウイバードの保護施設もあり、歩いてみるとなかなか広大な施設だとわかります。じっくり見るのは半日以上かかるかもしれません。ちなみにキウイは夜行性のため、保護施設内も暗闇になっています。なのでこれまた写真は撮れませんでしたがキウイもなんとか見ることができました。
またマオリの木工技術を保護・継承するためマオリ工芸美術学校が併設されており、彼ら製作した作品や制作風景を見ることもできます。
このような広大施設でのんびり観光できないのが観光ツアーの悲しき宿命 そろそろバスに乗り次なる観光に向かいます。
美しきガバメントガーデン
次は広大なロトルア湖畔にあるガバメントガーデンです。こちらも広大で非常に美しい風景を楽しむことができます。特に庭園のランドマークともいえる建物は1890年に政府によってたてられた温浴施設いまは博物館になっていること。民間ではなく政府によって建てられたということやシンメトリーが美しい西洋建築デザインは言われない限りとても温浴施設には見えません。なかな成り立ちと言いユニークな施設ですね。
湖畔には遊覧飛行でしょうかヘリが着陸してきたり、バーベキューを楽しむ人などそれぞれが湖畔でたのしいひとときを送っている模様 白鳥ならぬ黒鳥も見ることができました。
一日こんなところでなんも考えずにのんびり過ごしたいなあと思える今日この頃ですが、現実には明日には出発し、日常にかえらなければなりません。
いよいよ西日も傾いてきました。バスで本日の宿泊地 オークランドに向かいます。道中は名残惜しむように車中から何枚か風景をスナップしました。
オークランドへの道のりは300キロあります。添乗員さんも夕方の交通ラッシュを気にしていました。今回の移動は平気で三桁キロ単位であるのでだんだん感覚マヒしてきました。それでも疲れはたまってきますが・・・
本日のお宿はオークランド国際空港の近くにあるハートランドホテルです。空港近くのためアクセスのよさがウリです。設備も立派でプールやスパなどもあるそうですが、疲労もあり食事をして寝るだけです。
最後の晩餐です。
とてもおいしくいただきました
そしてたまにはホテルの中をスナップ
いよいよ帰国の日
ここまで一緒に過ごしてきたツアー客の仲間ともここでお別れ。ことわざには袖振り合うも他生の縁というものがありますが、約一週間一緒に過ごすと仲間意識が芽生えるもの
今回のブログでは触れることはありませんですが、観光中 食事中など楽しく歓談させていただいたことに感謝申しあげます。
名残惜しい中ですが、成田に向けて帰国したのでした。
ニュージーランド旅行まとめ
ということでざっくり今回の旅行の感想などをまとめてみました
ニュージーランドの印象
これは行く前からのイメージとそう変わることはありませんでした。人よりも羊が多い、酪農や羊毛産業 観光産業が盛んなせいもあるのでしょうかどこかのんびりしており、親切な人ばかりでした。
また今回のツアーがそれを意識していたかもしれませんが、観光で立ち寄った施設には日本人は多かったです。治安のよさから留学やホームステイなどで訪れる学生は多いみたいですね。
今回のガイドさんも現地に住んでいる日本人ですが、やはりニュージーランドの魅力にひかれて住み始めたようです。
物価はさほど安くはありませんが、それでもお金を使うことも少ないので普通に暮らす分にはお金にこまることはないようですね。
食事は一部日本食が出たり今回ホテルや日本向け観光施設の食事が多かったこともあるのでしょうが大変おいしかったです。特にワインは地方地方でたくさんのワインがメニューに並びました。。
個人的にはピノノアあたりがお薦めですが、ワイン好きにはたまらないと思います。
家庭料理みたいなのはあるのでしょうか 試してみたかったです
ダッシュウッド マールボロ ピノノワール 赤ワイン 13度 750ml ニュージーランド 価格:2,530円 |
あまり街歩きはしませんでしたが治安も良いようで“ここには行くな”といった注意もガイドさんからはありませんでした。もちろん犯罪ゼロではありませんが、街中を歩く分にはさほどスリやひったくりなども含め過敏になる必要はなさそうです。
テレビはさほど見ませんでしたが、食事中ホテルのテレビではラグビーが放送されていました。日本ではワールドカップからラグビー人気が出てきていますが、ここはオールブラックスの本場です。オールブラックスはニュージーランド国民の誇りであり、お土産屋さんには必ずと言っていいほどオールブラックスのグッズもありました。
ちなみにサッカーのNZ代表はオールホワイツと呼ばれハカもやるそうです。
今回の旅行の感想
さすがにニュージーランドはあまり行く機会がないため、南北著名観光地を回るプランをチョイスしましたが、やはり移動がきつかったです。このブログで述べたように新幹線があるわけでもな、くハイウェイと名がつく道路はあるものの、飛行機以外で日本のように高速で直線的に地域間を結ぶ交通網は皆無です。これは僕の下調べ不足が原因ではあるのですが、あまりにも移動に時間をかけているため、もう少し行きたい場所を絞り込んだプランにしてもよかったかもしれません。バスの移動距離はトータルすると2100キロを超えました
もう一度訪れたい場所Best3
3位 ワイトモ鍾乳洞
今回観光で訪れた以外にもたくさんの鍾乳洞があるようです。じっくりとひっそりと楽しみたいと思いました。
2位 マウントクック国立公園
景色も美しくここは一日二日かけてじっくりトレッキングしたい場所です。天気が悪かったのでよけいに心残りとなりました。
1位 デカポの星空
善き羊飼いの教会と星空 そして今回の旅行で唯一のオプションである星空観察ツアーが雨天により中止になったのがなにより残念。旅行のしょっぱなから激しくテンションを下げさせられました。
天気なので仕方がないのですがこうなったら数日粘ってもどうにかしたいとおもえた今回のツアーでした。
もう一ニュージーランドに行きたいか
もちろん行きたいです ですが他にも訪れたい場所も多々あり、時間と先立つものがいくらあってもたりません それでも定年退職後あたりにはもう一度訪れたいですねえ。
おみやげ
おまけのおまけですが今回のお土産はこんな感じ
オールブラックスのネクタイは今でもしています 流行先取りしちゃいました!
アイスブレーカーのパーカー キウイバードのキーホルダー オールブラックスのマルチツールとネクタイです マルチツールはこんな感じです
それでは春のニュージーランド旅行記 途中だいぶ端折りましたがこれにて完結とさせていただきます。 最後は更新期間があいたこともあり、二回にわけようと思いましたが最後まで書かせていただきました。つたない文章でしたがご覧いただきました方 まことにありがとうございました。これまでの記事も見直す必要があると思いますので少し見直しをかけます。今後ニュージーランド旅行の計画などの参考になれば僕としても大変幸せです。 それはまた!
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