息の長いシリーズになっている(更新が遅いだけ)ニュージーランド旅行記
今回いよいよ四日目に突入です。前回までの記事はこちらです。
今回のメインイベントはオマラマでの羊狩りバーベキューですが、宿泊はクライストチャーチになり、これまた移動が長く往復500キロ以上を見込みます。今日も天気は快晴 のどかな風景を走るこの旅は羊を数えるまでもなく睡魔との戦いになりそうです。
クロムウェルの果樹園へ
長い旅ではあるのですが、クィーンズタウンを出発して一か所目の立ち寄り箇所であるクロムウェルの果樹園には早速到着しました。といっても約50分走っています。感覚がおかしくなってる…。果樹園といっても実際の果樹園に入るわけではなくて、その場で採れた果物を販売している売店にお邪魔します。要はお土産買ってねってなわけですね、売店の中はその名の通り新鮮な果物がこれでもかと販売されています。もうちょっとおなかがすいていたり、この先の長旅を考えると痛むということはないにしても持ち歩くのにはかさばったりといったことも考慮するとあまり購買意欲はそそられなかったので買い物はせずにスルーしました。
このあたりはとても風景が美しくて、特に果樹園のそばにあるポプラ並木は非常に印象に残りました。なかなか日本では見られない風景ですね。
バスの旅再開
果樹園を出てバスの旅再開です。のどかな牧場風景を走ります。
羊の毛刈りショーを見に行く手前で Clay Cliff と呼ばれる粘土でできた崖の観光スポットの近くを通り、その一端を見ることができました いつの間にか曇ってきてる・・・
しばし見物しているとボロい(失礼)ピックアップトラックが牧羊犬を乗せてやってきました 牧場の見回りでしょうか
オマラマのリンクリーラムズ
粘土質でできた地層をみることができます。
いよいよ羊の毛刈りショー リンクリーラムズに到着
リンクリーラムズに到着し、羊狩りショー開始といきたいところですが、
その前に簡単に羊の種類や畜産化の状況、羊毛などの製品化の過程などが映像で紹介されました。ちなみに初めてニュージーランドに羊を持ち込んだのはキャプテンクックと言われています。特に印象に残ったのはウールを使った衣類のすばらしさです。寒暖の差が大きいニュージーランドに適応するため、羊は進化の中で素晴らしい毛を身に着けることができました。その中でも特にメリノウールは最上のものとして衣類にも使われており、その特徴は以下の通りです。
・抗菌・防臭効果
・保温性
・通気性
真夏以外はすべてに対応できる特徴を持った素材といえます。特に防臭性 抗菌性の高さから洗濯の機会が限られる旅行や登山 キャンプなどアウトドアを趣味にする人にはかなり重宝されている素材でもあります。
今回の旅行ガイドも愛用しており、毎日着ていても匂いも気にならないことから着替えの荷物が減らせるのでかなりオススメされました。ちなみに説明は日本語のガイドさんが行ってくれましたよ。
そして羊狩りを行うための道具類の紹介や簡単な手順の説明があっていよいよ実践スタートです。やはりこれも職人技の正解です。腕がいい人は狩るスピードが速くカットもきれいだということ。これはカットそのものの技術に加えて羊の取り扱いもそれなりの技術が要求されるとこと。何度も羊狩りを経験している羊はおとなしいのですが、初めての毛刈りをされる羊はおとなしくしているわけでもないのでいかに素早く手なずけるかにかかっています。今回のショーでモデルになる羊は6回目の毛刈りということでおとなしくされるがままでしたね。終わった後はさっぱりして気持ちがいいのでしょうか・・・
ただしかなりこの作業見た目通り、いや見た目以上ハードなようです。重く大きい羊を扱うのは勿論 カットしている間は中腰で同じ姿勢をとることになるため、特に腰へのダメージは蓄積されていくようですね。年取ってからでも続けていける仕事ではなさそうです。
その後は牧場に出て牧羊犬による羊の誘導などのデモがありました。
よく観光用のデモなのでしょうが訓練されていて素晴らしいです。犬も心なしかドヤっているように見えますが、こんな風に訓練出来たら気持ちいだろうなあ。僕はお手もダメそうですが・・
そしてお待たせしました この時期ならではご褒美特典 赤ちゃん羊とのご対面
ミルクやりなどのスペシャルサービスも経験できて非常に満足 もうメロメロといった感じです。種類はともかく動物の赤ちゃんはかわいいですねぇ。ちょっとふれあいの時間も欲しかったなあ
続いてお昼ご飯です。
食堂に入るとなんとさっきまで羊狩りをしていたおっさんが肉を焼いています。(笑)
食事はメインのお肉以外はビュッフェスタイルでライスやデザートなどのサイドメニューは早い者勝ちでお替り自由でした。特にデザートは美味ですね。まわりのお替りの目を気にしながら僕もライスやデザートなどをお替りしました。
ということで今日のメインイベント終了
帰りに小休止で立ち寄ったお土産屋でメリノウールを使った地元の衣類メーカー「アイスブレーカー」のパーカーが大幅割引なので衝動買いしました。フルーツで散財しなくてよかった?ま、フルーツの方がお好みの方もいらっしゃるでしょうが・・・
今日はこのままクライストチャーチに戻ります。帰りはすっかり雨降り 牧草地帯を抜けて徐々に街中に入ってきました。
夕方になるとやはり若干の渋滞はあるようでガイドさんも心配していましたが、案の定渋滞に巻き込まれたものの日本の渋滞に比べたらまだましですね。
ホテルはランデブー ホテル クライストチャーチ(Rendezvous Hotel Christchurch)です。街中にあるので市内観光にはいいロケーションです。
小休止をしてから食事です 食事は普通の洋食コースです。そろそろ日本食が恋しくなるかと思いきやところどころ日本食があったせいかそうでもなかったです。
夜のクライストチャーチを観光
今回の旅行 なかなかフリーで単独の観光機会がないため、雨の中ではありますがクライストチャーチを少し観光しました 治安は良い街ですが、いうでも夜ですし、あまりあち練り歩くことはできませんでしたが・・
クライストチャーチ大聖堂は1904年に建てられましたが2011年の地震で一部崩壊 結局老朽化などもあり、解体するのか修復するのか意見も分かれていましたが、結局修復することとなりました。その間に代わりに大聖堂として活躍するのが紙の大聖堂です。
明日はいよいよ実質的な観光最終日です。
南島を離れて北島に戻ります。
今回は雨のクライストチャーチを歩いたのです夜の雨での街歩きは非常に難しかったです。というのも夜はやはり方向感覚が狂います。地図はあってもびしょびしょになりますし、雨粒があたってスマホも操作しにくい ちょっと道に迷いましたので十分お気を付けを!
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