昨今は記録的な長雨があったりゲリラ豪雨も増え、雨の量が増えている感じがありますね。雨の日は「傘に長靴」 これでもいいのですが、より快適に、そしておしゃれも楽しみたいということであればぜひレインウェアにもこだわってみてください。
レインウェア?いや傘でもええやんという方へ
傘ももちろん手軽でいいのです。ですがちょいと風が強ければ結局役に立たず服もびしょびしょになりますよね。特に下半身や肩や腕などは特に雨があたりやすいという経験をおもちの方もいませんか?そして土砂ぶりで傘が役に立たないよーなんてセリフ使う場面 たまにあるはずです。
そして濡れた服は正直言ってかなり不快じゃないですか それに風邪をひく原因にもなります。長時間外にいる方はぜひレインウェアを検討してみてください。
そのほかたまに見るのですが自転車の時は傘はできればやめた方がいいですね。やっぱり危ないですよ。
少量の雨でこそレインウェア
ちょっとの雨なら傘で十分だ! ええ勿論傘でも大丈夫なのですが私に言わせればちょっとの雨ならレインウェアです。
傘は手軽ではあるんすが手に持たなければいけない。少量の雨であればよけいに
置き忘れてしまうこともあります。
雨が降りそうだな 少し降っていても傘をさすまでもないかな なんてときは
レインウェアを予め着用していれば慌てて傘をさす必要もないのです。
年に何回あるか ちょっとしたことではあるのですが、こういった日常生活の
見直しは本ブログのテーマでもあります。
今一度検討してみてくださいね。
レインウェアを選ぼう
レインウエアってわゆる雨合羽でしょ 蒸れるし、着てると逆に不快じゃないの?ってな疑問をお持ちの方もいると思います。
確かに昔は登山用以外はいわゆる最近は雨合羽的なウェアが多かったのですが
最近はおしゃれなウェアも増えてきたんですよ。例えばこんなやつとかです。
加えて蒸れにくかったり、生地もしなやかになっている製品が出てきているんです。
この点は実は私も昔からハイキングなどを趣味にしてきたこともあり、GORE-TEXなどの高機能レインウェアを何着か買いそろえてきましたので自信をもってご紹介できると思います。またさらにはワークマンやGUといったブランドからも低価格でそれなりの品質をもったレインウェアが出てきているのも注目です。例えばアメリカのラドウェザーの雨具はなんと驚異の2980円です!
色柄はもちろん個人の好みですので今回はそこでどのように選んだらよいのか
活用方法についてご紹介しますね
レインウェアのタイプで選ぶ
各社防水素材も様々ではあるのですが同じレインウェアでも若干分類分けができます。厳密に定義されているわけではありませんが参考にしてみてください。
軽量型
軽量であるが耐久性がやや犠牲になっており、ポケットや機能が数も少ない 主には登山ハイキングも含めた急な外出で急な雨にそなえた持ち歩きに最適
本格高機能型
若干軽さは犠牲になりますが生地は頑丈で防水 透湿性や機能面に優れ、長時間の屋外の行動などに最適・
バランス側
軽量型と本格型の中間 使いやすさと汎用性に優れ、迷ったら最初の一着としてもおすすめ
その他
これ以外にサイクリング用や釣り用、フィールドワーク用などそれぞれの用途に合わせた特化型のレインウェアもありますし、厳密にはレインウェアのカテゴリーから外れますが、スノースポーツなどに特化したモデルもあります。
上記をふまえてまずはご自身の生活スタイル 考え方などを整理してみてくださいね!
レインウェアのこだわりポイント
まず大前提として撥水と防水の区別はしっかりとつけておいてください
撥水ウェア
多少の水を弾いてはくれますので短時間の少量の雨なら問題がありませんが、縫い目にシール処理などがされていませんのでやがて時間の経過とともに水がしみこんできます
防水ウェア
縫い目がシールで理をされており、そこからは浸水しない。ただし一口に防水といっても生地や製品により耐水性能は異なります。この辺は透湿性能と合わせて下記ウェザーニュースさんのサイトが参考になります
雨具選びで知っておきたい「耐水圧」と「透湿性」
ウェザーニュース
機能・素材にこだわる
雨具といえばナイロン製の生地が王道でしょう しかし現在はプラスアルファで
様々な付加機能を持つ製品が出ています。できればそれら機能を考慮されることをおすすめします。
撥水機能
あえて撥水機能を加えました これわかりにくいのですが、上でも書いた通り防水と区別しています。撥水とは文字通りウェアの表面の水を弾いてくれる機能なのですがこの撥水機能がないとレインウェアの表面に水に留まることになります。
防水機能があればそれでも内側に水が染み込んでくることはないのですが、後述する透湿機能に影響してしまいすのでこれは是非チェックしておいてください。
透湿機能
汗を逃がしてくれる機能でいわゆる蒸れにくくしてくれる機能です。
生地により透湿性能も異なっていますが、上の撥水機能と合わせて必須といっても良いでしょう。素材としてはGORE-TEXが有名且つ鉄板というところはありますが、各社オリジナルの透湿防水機能がある製品をリリースしていますので購入の際や製品のタグやWEBページなどで確認してみてください
ただし各社高級なラインナップになるとGORE-TEXを使っていることが多いようで絶対的な性能はGORE-TEXが上回っているようです。
注意点として上に書いたように撥水機能がないとレインウェアの表面に水が留まり、水蒸気(汗)がぬけるところがなくなります
透湿機能があるウェアには撥水機能もセットになっているはずですが、知識として知っておいた方がよいかと思いましたので念のために記載させてもらいました
着心地 しなやかさ ストレッチ性 肌さわり
防水生地はゴワゴワといったイメージはあるかもしれませんが、それは昔の話。
100均の雨合羽などは別かもしれませんが、今どきのレインウェアはナイロン
繊維でも比較的しなやかに作られています 少し値段は高くなる傾向ですが
特にストレッチ機能は楽なのでお薦めです
素材としてはGORE-TEXのシリーズでC-Knitと呼ばれる製品がお薦めです
C-Knitはいわゆるニット製品の柔らかさをモチーフに作られています。
そして暑い時期は半袖Tシャツの上にジャケットを着るケースが無きにしもあらず そんな際は裏地も注意しましょう。
中でもおすすめは圧倒的に3レイヤーの生地です。長期的に見た場合、2.5レイヤーは内面に吹き付けられているポリウレタンのコーティングが劣化しやすい点や肌ざわりの良さが全然違うからです。
また2.5レイヤーは軽量で携行性が高かったのですが、近年は3レイヤーの技術が高くなってきたこともあり、そのアドバンテージが少なくなってきています。3レイヤーは生地を多くつかうここともあり絶対的に値段が高めですがぜひチェックはしておいて欲しいポイントです。
レイヤーによる違い
レイヤーとは層を重ねるという意味を持ちます。
3レイヤーは1枚ものですが、三層構造になっており、表生地 防水透湿生地 裏地の構造で構成。
2.5レイヤーも同じく1枚ものですが、表生地 防水透湿生地の構造で、防水透湿生地の裏(体側)にコーティングがなされています。
2レイヤーは表生地 防水透湿生地で構成されており、裏面には防水透湿生地の
保護用としてメッシュやナイロンが貼ってあります。そのため生地が二枚となり若干かさばる傾向です。
またGORE-TEXにはシェイクドライと呼ばれる1枚ものの生地があり、これはGORE-TEX素材がむき出しになったようなものですが、特殊なうえ、数も少ないですので今は無視してもいいと思います ちなみに撥水性は 透湿性は抜群ですが耐久性にやや難があるようです。
ポケットの位置 使いやすさ
ポケットの使いやすさも重要です。併せて防水機能としてジッパーには
止水ジッパーなどが用いられているかやフラップでジッパーが直接雨に
当たりにくくなっているか、また普段バックパックを使う方はショルダー
ストラップの位置がポケットの位置と干渉しないかなどがチェックポイント
です。見た目の好みによりところもありますが、実物を触れる環境にある方はファスナーが正常に開閉できるかもチェックポイントです。またポケットには防水機能が施されていない製品もあるので注意してみてください。すべてではないですが、そのためにポケットに水抜き穴があるケースがあります。
ベンチレーションの有無
主に脇の下にジッパーが設けられているパターンがほとんどです
前のジッパーなどを開ければ風が抜けやすくなるメリットがあります。
雨の日以外で使うことが多いのであればあったほうが良い機能です。
フードの形状及び裾などの調節のしやすさ
これは地味にみえるかもしれませんが、意外に重要です。特にフードはツバが
しっかりしているかどうか(つばがしっかりしている方が単に良い製品とはいえません その分収納性が犠牲になる場合があります。)やフィッティングなど各社で個性が出やすいと感じています。
試着する機会があればかならずかぶってみて欲しいです。
登山やスノースポーツに対応する場合、ヘルメットの着用に対応しているモデルもあります
またフィッティングに加えて調節のしやすさという点もチェックポイントです
風であおられると意外とフードは脱げたりします。
袖などもそうですが、フード以外では裾はベルクロやドローコードで調整することが多いと思います。腕を上に向けるとそこから雨水が入ってくることがありますのでしっかり閉じておくことをお勧めしますがその操作のしやすさは確認しておきたいところです。
レインウェアのデメリット
あまりべた褒めしてもあれなのでレインウェアデメリットです
暑い時期は厳しい
さすがに真夏の時期は透湿機能があろうとさすがに暑くて蒸れます。すると結局レインウェアを着ていても中からびしょ濡れになるんです。
そして勿論熱中症も心配 なのでこの時ばかりは傘をおすすめします。
逆に雨にぬれても乾きやすい速乾性の服を着るようにしましょう
傘と比較して収納性に難がある
多少であれば問題ありませんが、長時間雨に濡れ、あまりにびしょびしょに濡れた状況で電車に乗ったりお店に入ったりした場合、廻りの迷惑にもなりますので
あまりおすすめできません。
なのでその場合はやはり脱ぎ着が発生します。
例えば濡れたレインウェアについてお店であればハンガーにかけさせて
もらえることもありますが、水滴が床に落ちて水たまりになるケースでは遠慮しておいた方がいいでしょう、
私は外に干せない場合は大きめのビニール袋に入れています。
この辺はどうしても傘と比較してはひと手間要します。
今回はレインウェアの生地なので詳しくは触れませんが、撥水でも短時間や少量の雨で撥水ウェアあれば十分なケースがあります。また傾向として撥水の方が値段が安く軽い 蒸れにくいといった
メリットもありますのでそこは使い分けになりますね。
手入れが必要
傘であればさっと干すだけでいいですが、さすがにレインウェアであれば定期的な洗濯や撥水処理が必要になります。特に2.5レイヤーの場合内側のフッ素加工が皮脂に弱い場合があります。
下着ではないのでそんなに頻繁に洗う必要はありませんが考慮しておいた方がよいと思います。ちなみにGORE-TEXの洗濯はこちらの記事にまとめていますができれば専用洗剤や撥水剤での手入れがいいですね。
まとめ(自分なりの運用方法を探そう)
ここまで如何でしょう 個人的に一番大切なのは着心地だと思います。勿論デザインを重視したりコスパ命ってな方もいると思います。そこはそれぞれの価値観になりますが、私は着心地が悪いと見た目がおしゃれも着なくなります。また一概にはいえないのですが、安いウェアはしなやかさに欠けてたり、耐久性が犠牲になることが多いです。大手のアウトドアメーカーなどであれば安心ですが、ユーザーレビューなども参考に選んでみてくださいね。また傘との使い分け 収納なども是非自分なりのものを構築してみてください。きっと雨の日が楽しくなります!
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