この記事を書いている現在新型コロナウィルスやロシアとウクライナの戦争などの要因もあり、物価高の様相です。今回はそれに少しでも対抗するための手段について考えてみました。すなわち具体的な中身は支出の低減、収入の増加といったところが中心です。今後の物価高がどこまで進むのかわかりませんがこの機会にどんなことができることをいろいろ書いてみました。
収入を増やそう!
まずは収入を増やす方からですが、やり方はリスクに応じてということになります。あまり欲張らず現実的にできる範囲を見極めながら対策を講じましょう。
転職、起業する
大きなライフイベントになりますね。特に起業というとハードルが高いのは確かだと思います。収入を増やすには雇われる側より雇う側になる方がよいと思います。(いきなり従業員を雇う規模となるとさらに難しいですが。。。)
収入を増やす手段としてあれこれ細かいことを積み上げていくより一気に収入面の不安を少なくしたいという方におすすめです。が、ハイリスクですし、結果が出て軌道に乗るまで時間がかかりそうな点は留意しておく必要があります。そのためまずは副業から軌道に乗せていく方が現実的にやりやすいかもしれません。割とおすすめなのが法人の立ち上げです。登記関連にかかる手続きは司法書士さんや行政書士さんにお願いできますし、収入アップではありませんが、法人を立ち上げ、生活にかかる費用の一部を経費扱うことで節税をはかるというやり方もあります。
ビジネスの種類にもよりますが、起業するからと必ずしも高額な初期資金が必要になるわけではありません。またビジネスはアイディアと行動力といったところは大きいですからアイディアや顧客の見込みがあればチャレンジする価値はあると思います。そこから試行錯誤をしながらどこまで事業を育てていけるかでしょう。いくらアイディアやお金があってもビジネスが順風満帆でいくことはまず無いと思っておいた方が良いです。
そういう意味では純然たる起業ではありませんし賛否はあるかもしれませんが、コンビニなどフランチャイズ組織に加入するのも一案とは思います。まずハードルが高い開業までのサポートがあるのはメリットです ただし加盟金やロイヤリティなどの支払いもありますし、どうしても本部の意向も汲んでビジネスをしなければならないので、思うように商売できないところもあるでしょう。単に収入アップを目的とするとうまくいかないことも多いと思います。フランチャイズといっても契約形態は様々 例としてコンビニを挙げましたがもちろん他の業種もあります。要はフランチャイズだからと毛嫌いせず、興味があれば調べてみても良いと思います。
一方転職は当然起業よりローリスクです。やりたいこと やりたい仕事、転職したい理由などが明確な場合、転職エージェントなどを利用して転職し、年収アップにつなげたいところ。ただどうしても職業により年収にも相場はあります。その相場を無視して高額年収を望んだところで選択肢は皆無でしょうし、あったとしても何がしかカラクリがあるものでホイホイとその条件に乗って転職することはおすすめはしません。転職自体で年収アップをはかるのではなく、逆に余暇の増える職種に転職して、その分副業した方が結果的に稼げるかもしれません。柔軟に考えていきましょう。
転職せずに年収アップを図る
その企業によりますが、転職しなくても年収アップを図ることはできます。昇進はもちろんですが社内異動の希望を出すことです。単純な例でいえば営業みたく歩合評価がある職種に異動するなどですね。そのほかに残業の多い部署に移動する手もあります。あとは資格に挑戦してその手当を狙うのも手です。こればかりはその企業、環境にもよります。全て思うように希望が通る保証もありません。それでも思い切って上司に給料あげてくれ、あるいは給料の高い部署に行きたいと直談判したっていいと思いますし、職場の同僚などに相談する方法もあります。他にもやりようがあるかもしれませんので何かできることはないか探して見ましょう。もちろんただ給料を上げてくれと言われてそれが通る会社はないでしょう(あったとしたらガバナンスに問題ありか・・)から代わりに何か新しい仕事をするなど企業への貢献は求められると思います。入社一年目二年目では難しいところもありますが中堅クラスになるまで社内でそれなりの人脈を築いておくとこういう時に行動がやりやすくなります。
副業する
副業はもちろん本業の勤め先でそれが認められていることが必要になります。が、禁止されていたとしても経済的に苦しい状態である状況を説明して相談したら例外的に認められるケースもありますので一度相談してみるのも手だと思います。もちろん本業に支障がでないことが求められますのでまず体を慣らしながら徐々に仕事を増やしましょう。副業といってもその種類はさまざまです コンビニなどでバイトをしてもいいですし、スキルがあればランサーズなどに登録するのも手です。副業で検索するといろいろ見つかると思いますし、本屋さんにもその手の本があるかもしれません。
副業というよりお小遣いの足しレベルであればポイントサイトを経由した買い物やセルフバックと呼ばれる自己アフィリエイトなどはノーリスクで始められます。チリも積もれば山となるくらいの精神になりますが、たいした手間でもないのでお試しでチャレンジしてはどうでしょうか。
ポイントサイトはいくつかありますが、有名なところではポイントタウンあたりはサービスが充実しています。また自己アフィリエイトはA8というサイトが有名です。またインフォQのようにアンケートに回答してポイントを稼ぐ手段もあります。この辺は隙間時間や通勤時間などを使ってコツコツやっていくといいと思います。劇的に収入を増やすことは難しいですが、それでも片手間でも年間1、2万円以上は狙えます。少ないと感じる方はいると思いますが、現段階で日用品の物価高を補うには程度にはなるのではないでしょうか。
転職 独立 副業 いすれにしても収入をふやすためにスキルはあった方がよいです もちろん転職しなくても社内での収入増につながることも期待できます。雇われのサラリーマンでもフリーランサーであっても自分の収入は自分のスキルの対価として得られます。日本の会社は固定給のところも多いので定時まで会社にいれば給料をもらえる側面はありますが、所定の労働をすることが前提になっています。ただそれだと安定はしますが、定期昇給の金額によりますが、大幅な収入増は期待しにくいですし、会社によってはリストラにあうリスクも高まります。貢献のない人を雇っているほど余裕がある企業は減ってきていますからね。自分は何を社会(会社・クライアント)に貢献するかというところは意識したいものです。
投資する
こちらもリスクがありますが、要はスキルで稼ぐ力がなければスキルのある人に稼いでもらうことで、そのためのお金を出すということです。(デイトレードやFX、仮想通貨などは投機的な側面が大きいのでここでは投資とは分けて考えます。)ある程度時間はかかりますが、手堅い投資先を選んで少額から始める分には転職や起業よりローリスクです。というより転職や副業などをしなくても取り組めるので、その点ではハードルが低く個人的に一番おすすめです。株など投資先によっては配当金が得られます。また株の銘柄によっては株主優待があります。投資先の価格が購入時より値上がりした場合、その時点で売却を行えば売却益を得られます。もちろん損失のリスクもありますし、株主優待もかならず継続するとも限りませんのであくまで副次的な要因としてとらえるようにしましょう。ただ今後世界的にも経済は成長していくという考えがあるのであれば、トライする価値はあります。というかトライした方がいいとまで私は思います。損失のリスクを減らすには幅広い対象に投資して時間を味方につけることです。投資で得られたお金を投資に回すなどして複利の力を得るようにしましょう。
複利とは金利に金利がつくことで、つまり投資の世界では投資元本に加えてそれで得た運用益を元本に加えて運用することです。一方の言葉として単利というものがあります。これは投資の世界では元本のみで運用することを言います。例えば単利で100万円を年利5%で5年運用した場合、毎年5万円ずつ運用益を受け取りますので、元本100万円と運用益25万円で合計は125万円になります。一方福利になると5万円の運用益を受け取らず元本に加えて運用します。すると元本自体が大きくなりますので、2年目は105万円に対して運用益が発生することとなりますので、5年運用した場合の合計は127.6万円となり、単利よりも2.6万円多くなります。これの大切なところは運用期間が長ければ長いほどその差がどんどん開いていくことにあります。たった2.6万円かと思うなかれ仮に30年間同じ運用を続けると単利では250万円になりますが、福利では430万円を超えます。当然より時間長くなれば、そして元本が大きければ、利回りが大きければその差はさらに顕著になります。何がポイントかというと投資で得た運用益は受け取らずに再投資しましょうということになります。ただし気をつけたいのは負債に対しても福利の力は働きます。複利で借金をすると恐ろしいことになるということですね。
利息の計算をするのは外部に計算サイトがありますので投資額 投資期間 目標運用利益率などを入力して計算されることをおすすめします
そんなに上手くいくのか もちろん投資の世界にも絶対はありません。ただしこれまでの歴史を振り返っても世界全体を長い目でみれば経済は成長を続けています。銀行にお金を預けていても低金利が続く現在、そのまま銀行に預けた場合、投資をした場合、どちらがより多く利益を受け取れる可能性が高いか それは投資する方が自分で判断することです。ただ日本人であれば円を使うことが一般的ですが、世界的にみれば円の価値は変化します。円安とは円の価値が下がっているということ。現金の円だけを持ち続けることはそれだけでリスクだということはおさえておきましょう。
日本が鎖国し、全て自給自足で賄うにはいいですが、資源の少ない日本は世界との貿易が欠かせない状況である以上円の価値については意識しましょう。1ドル100円の場合、100円で1ドルのものを手に入れることができるのですが、円安になり1ドル150円になると1ドルのものを手に入れるのに150円必要になり、それはすなわちそれだけ円の価値が下がっているといえます。日本人は現実な貯蓄を好み元本割れというのは避ける傾向にありますが果たして本当にそれで良いでしょうか 100万円をタンスの中に貯金をしておけば減ることはありません 銀行に預ければ雀の涙以下の金利がつき、その元本いかに減ることありません。しかし100万円の相対的な価値は変わります。今はその100万円の価値が下がり続けているのです。
これが投資をしないリスクです。「貯蓄から投資へ」という言葉がありますが、なぜそのような言葉が出てきたのか 背景を考えてみるのも面白いかもしれません。
積極的に売買してより大きな利益を得たいという方にはやはりよりスキルは必要です。企業の財務状況や世界情勢、相場を読み研ぐ、またあるいはその情報網なども必要になりますね。ただそれでもおそらく勝率100%にはおそらくなりません。
例えば今回のようなコロナウィルスの蔓延や戦争は予測することは困難です。とにかく全体として損失は小さく、利益は大きくなるための努力をすることです。また短期間で大きく利益を得たい方は信用取引などでレバレッジをかけてることも一つの選択肢ですが、個人的にはよほど自信がない限りおすすめはしません。なぜなら投資元本以上の損失となるケースがあるほか、取引や管理手数料なども高くケースが一般的だからです。信用取引にもさまざまなやり方はありますが、なんにせよ一時うまく行っても継続的に安定して利益が得られるためにはそれこそ勉強や経験が必要です。
どこまでリスクを取るかは別にしていずれにしても大切なお金を投じる訳ですから投資を行う以上学んではいきましょう。
野球やサッカーは試合に出ればベテランもルーキーも関係ないといいますが、投資も同じです。初心者だからと優遇される世界ではないのでそこは肝に銘じる必要があります。
ただし投資にスキルや知識は必要ですが、かなりの低リスクから始めることは可能です。今や100円から株や投資信託が買える時代です。「投資=大金が必要」というイメージのお持ちの方は是非改めた方が良いと思いますが、ただその100円の捻出が難しい方は100円の捻出を優先された方がよいとは思います。投資はあくまで余剰資金などで始めるものであり、生活がままらない状況で借金してまで始めるものでは無いというのが私の考えです。
ギャンブル
これは金融商品に対する投資よりはさらにハイリスクになります。ギャンブルは運任せの要素が強いのですが、中にはその道で稼いでいる人もいる以上一概に収入アップの道ではないと否定することはできません。
宝くじはともかくパチンコなど店や台選びも含めた技術介入の要素があります。競輪、競馬などもやり方次第で利益を得ることは可能です。ただ毎月収入を一定以上に安定させるにはこれもかなりのスキルが必要になり、娯楽感覚ではなくなってきますので副業、本業という感覚になるかもしれませんね。個人的にはあまりおすすめはしません。
支出を減らそう!
続いて支出の見直しです。支出は抑えることにこしたことはありませんが、QOLに直結しますのであまりにカツカツにすると人生・生活がつまらないものになります。無理のない範囲で取り組んでいきましょう。
固定費の見直し
月並みですが毎月払っているものの見直しです。
例えば車やスマホやネット 保険 電気やガスのライフライン、車や住宅などのローン 家賃やNETFLIXなどの娯楽サービスなども該当します。
まあ、このあたりはよく言われることなのですでに取り組まれている方も多いと思いますが、月々1000円レベルのものでも積み重ねれば大きいものになりますのでまだの方は是非!
特に個人的におすすめしたいのは保険、スマホやローン、家賃 新聞などです。特に単純にスマホなどや娯楽系のサブスクサービスは手軽にできますので今すぐに見直しを図りたいですが、例えば以下のような感じで考えてみてもいいのかなと思います。
スマートフォンなどの回線契約
キャリアをNVMO回線にする、固定回線の見直しなどが考えられます。またデータ使用料を確認して余っているようならキャリアを変えないまでも契約を見直しをしてみましょう。オプション契約なども確認して不要であれば解除します。固定電話も今時不要という方も多いですので解約を検討しましょう (我が家もありません)
NVMOとはMobile Virtual Network Operatorの略で言葉にすると難しそうですが平たく言うと電波回線をMNOから借用して運営している事業者のことです。
MNOとは自前で電波設備を持っている業者のことで日本ではドコモやAU、ソフトバンクが3大キャリアと言われていますが最近は楽天モバイルが参入してますね。
なのでNVMOはMNOの回線の一部を間借りしているイメージなので通信速度が遅いといった印象はあるかもしれませんし、実際に計測してみる計るとMNOと差がでるのは間違いないと思いますが4K動画をがんがん見るといったようにヘビーユースしない限りは問題ないことが多く、仮に最初に遅いなあと感じても慣れてしまうと思います。節約という観点で考えるとそもそもスマホの小さい画面でそこまで高品質な動画を見るという生活スタイル自体を見直した方がいいと思います。
外出先(WiFI環境下以外)ではフレームレートを落としたり解像度を落とす、あるいは動画視聴自体を控え目にするといった工夫ができないか検討してみましょう。
新聞・雑誌
新聞も今の時代ネットである程度情報は手に入りますし、やめないまでも電子新聞に切り替えや夕刊をやめるといったところでもいいと思います。電子化した場合はゴミを捨てる手間がなくなるというのも大きいです。ただチラシも無くなってしまうのですが、スーパーの特売などもネットを活用したいところですね。
家賃
賃貸の場合は家賃についても見直しの余地はあります。家賃を下げるために断捨離をして少し手狭な家に引っ越したり、テレワークが推進されているのなら少し不便な場所に引っ越しするのもありだと思います。
また築年数が古い格安の住宅を購入したほうが家賃よりやすくなるかもしれません。(維持メンテナンス費用や固定資産税なども視野に入れる必要はありますが)
引っ越しをしないまでも更新の際に家賃の値下げ交渉はする価値はあります。周辺相場と比較してみるなど材料を集めてみましょう。特に自分の住んでいる物件の空き部屋の家賃を調べてみて、価格差があるなら交渉の余地はあると思います。実は我が家はこれで家賃を値下げしてもらったことがあります。そのために日頃大谷さんや管理事務所さんとは良いお付き合いをして良好な関係を保っておきたいものです、
車を手放す
ある意味これが一番効果的な対策かもしれませんね。持っているだけで各種保険や税金がかかってきます。加えてガソリンや車庫代などの維持管理費もバカになりません。洗車の時間や費用も好きじゃない人には勿体無いですよね。もちろん車が趣味であれば別ですが、そうでもない限りはこだわる理由はありません。近くに公共交通機関がないから手放せないといった感じの方は利用頻度によってはレンタカーやタクシーの方が安いかもしれない。今はカーシェアもあります。また車を手放さないまでも駐車場を安いところに契約しなおす。車を軽自動車にするなど節約ポイントはあります。昨今はガソリン代も値上げしてきています。ライフスタイルとともに幅広い選択肢の中から見直しを図りましょう。 下でも触れていますが自転車 あるいは原付ではだめなのか 柔軟に考えたいところですね。
ローンや保険
ローンも低金利の今、借り換えなどもしてみてもいいかもしれません。保険などもネットの保険に切り替えるとかなり安くなるケースがありますが、そもそもどこまで保険が必要か考えておいた方がいいですね。保険とは万が一に備えるものですが、踏み込んで考えるとその万が一が起きて自分自身の人生、生活がどうにもならないといったことにならないように備えるためです。国の高額療養制度などもありますし、短期入院などであれば貯蓄で賄えることもあるでしょう。そのために月々保険料を支払う必要があるのでしょうか? 全てが全て保険契約をして賄う必要もありません。公的な保険、サービスも視野に合理的に検討したいものです。
移動に自転車の活用
バスや電車で移動している場合、電車賃を毎回毎回払っているなら自転車を利用するようにしましょう。持っていない方でこだわりがない場合はリサイクルショップで安い自転車を買ってきてもよいと思います。もちろん距離などにもよりますが、場合によっては2駅 3駅の範囲なら自転車で移動できることも多いです。
仮に料金片道200円 往復400円で月に4回電車やバスに乗っているとすると月1600円となり、16000円の自転車を買っても単純計算で10か月で元が取れます。
さすがに5年10年かけて元をとろうとを考えると生活環境が変わる可能性もあるのでおすすめしにくいですが1,2年くらいなら十分検討してみてもいいように思います。
家から目的地までのドアツードアの移動時間に交通機関の待ち時間などを含めると時間的にも大差ないか、むしろ自転車の方が早いというケースもあるかもしれません。
また適度な運動にもなるし、自転車を買ったことであらたに行動が広がることもあるのでおすすめしたいです。
金券ショップの活用
これも今まで使ったことが無いという方は是非積極的に検討してみてください。
各種商品券や株主優待券などがお得な値段で手に入ります。特に電車の回数券や株主優待券などの有効期限があるチケット類の場合、期限切れ近いものは思わぬ安い値段で買えることもありますのでお店が
近所にある方は定期的に覗いてみましょう。何回か通ううちに相場などもわかるようになってきます。
また近所にお店が無くてもネットの金券ショップがありますのでチェックしてみてくださいね。
その他
単純に収入の増減とは違ったお話もしてみます。
どんどん買い替える
高額な商品を中心に買い替えるものや新たに買いたいものがあれば早めに買っておく、あるいは買い替えてしまうのも手です。
特にエアコンや冷蔵庫などの生活家電は生きる上で実質的に必要なものですし、いずれ買い替えが必要という観点でいえば買い替えを検討してみましょう。
もしかしたら家電などはモデルチェンジの度に値段が上がっていくものと思います。買って数年以内ということであれば話は別ですが特に10年以上経過しているものであれば積極的に買い替えを検討してもいいと思います。上で手放せないかと書きましたが車なんかもそうですね。それ以外でも買おうかどうか迷っているものは購入しておいた方が後悔は少ないかもしれません。
不用品の売却
どれだけのものを売るかは別にして一時的な対応としては不用品の売却もいいと思います。ただ何年も延々とものを売却し続けるわけにもいかないのであくまで一時的な対応としてはやっていくべきだと
思います。本など紙類は電子化も検討しましょう。
支出は管理しよう
これもよく言われていますが何にいくら使っているか支出を管理するようにしましょう。支出の予算を決めて余ったお金は貯金と投資に分けての運用をお勧めします。
要は家計簿をつけるようにということなのですが、その際に1円単位まで合わせようとするとそれはそれで大変なので大きな支出などは管理してあとは多少おおざっぱでもよいと思います。単純に収入からあまった金額を引けば使ったお金です。例えばスーパーで買った一品一品まで細かくつける必要は感じません。ただキャッシュレスが進んでクレジットカードや電子マネーは利用履歴が残るので昔よりは支出を把握しやすくなってはいますね。
これは単に支出を把握すること以外でもこれまでやってきた節約の効果が目に見えてくるのがいいんですよね。昨年対比でどれくらい安くなるか見えてくると嬉しいと思います。
まとめ
ということで物価高対策でした。
円安 円高 市場の動きは正直読めません。しかしこのままいつまでもデフレでいるとも思えませんし
上で書いたように世界的には経済は成長しています。
これまでは中国や東南アジアの安い人件費もあって商品の価格は抑えられてきた面はありますが、彼らの人件費が上がれば価格にも反映されてくるでしょう。材料となる天然資源も値上げが懸念されます。加えて日本円の価値も変化します。今は異次元緩和と呼ばれる政策で国債を発行して市場にお金を流通させる政策をとっていますが、その政策は世界でどう評価されていくのでしょうか。日本はデフォルトはしないと言われていますが、国債の価値が下がって暴落した時にどうなるのでしょうか そのあたりも考えておく必要があります。
そもそも給料は上げてくれ 品物は安くしてくれというのは相反する内容です。
合理的な施策で価格を抑える分にはいいのですが、とにかく1円でも安いものを求めていくとなると、それはその企業に対する利益が抑制されていることになります。本来はその分給与が上がっていけばいいのですが、残念ながらこの先成果やスキル無しには上がりにくいでしょう。
要は何もせずに嘆いていても何も変わらないということです。上に書いてきたことは物価云々に関係なく人生を歩んでいく中でやっておくに越したことがない内容だと私は考えています。
少し厳しい話になってしまったでしょうか・・・実は偉そうに書いてきていますが私も実践するとなるとなか難しいこともあると感じています。ただ全部は無理でもできることを少しづつやっていくことを強くおすすめします。厳しいと思うのではなくなるべく楽しんでできればと思うのです。そのためにはやりやすいもので結果が出やすいものからトライするのもありだと思います。
この記事を読んだ方の少しでも人生が有意義になればと思います。私もまだ道半ばです。おたがい頑張っていきましょう!同士がいるのも実は精神的に大きいと思います。来年の今頃、家計が少し楽になったとなればまずは成功だと思うのです。千里の道も一歩から!毎日コツコツ積み重ねてまいりましょう!
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