前回スキーウェアを街でも着ることを一つのテーマに記事にしましたが今回も専門外使用シリーズ?でございます。
今回とりあげるのはマンフロットのカメラバッグ マンハッタンシリーズのチェンジャー20です
その数字のとおり20リットルの容量をもつバッグです。基本トートバッグのフォルムかと思いますが、バックパック ショルダーバッグにもなり、3Wayとして活用できるのです。
以前にも3Wayのバッグとして実はスノーピークのバッグを取り上げたことがあるのですが、今回はよりカジュアルに使いたいと思って購入しました。
ちなみにその時の記事はこちらです↓
自分が3wayのバッグを選ぶわけ
今回も買ったのは3wayバッグとなりました。なぜこのタイプかというとやっぱり利便性につきます。
個人的には普段は両手を開けておきたいタイプの人間なのでショルダータイプかバックパックタイプに絞られるのですが、バックパックはやはり収納が背後にあるため、モノを取り出すのに若干不便なところがあります。 (財布などよく取り出す小物などはウェストポーチなどに収納する手はあるかと思いますが・・)
なので本来ショルダーバッグがベストチョイスではあるのですが、荷物が重いときに長時間歩くと肩が痛くなってくるのですね。このため長時間の移動時はバックパック 移動先ではショルダーに切り替えて使うようにしているのです。特に僕は車を持っていないので徒歩や公共交通機関もよく使うのですが、バックパックでは電車の中や人ごみの中では邪魔になることも多くこのような場合は煩わしい印象です。
そうなるとショルダータイプとバッグパックスタイルでの使い分けが肝要になってくるのですが、その切り替えなどちょっとだけ鞄を持って移動するときなどは取っ手があったほうがはるかに便利です メッセンジャーバッグのタイプは取っ手が無いものもあるのですが、出来ればあったほうが良いということで結果的に3wayバッグを選択しています。
このあたりはひとぞれぞれの好みや使い方によると思うので参考程度としてもらえればと思います。
マンフロットというメーカー
今回選んだマンフロットいうメーカーも少しご紹介しましょうね。
マンフロットはイタリアのカメラ機材メーカーで1960年代にリノ・マフロット氏によって創業されました。当初カメラ用の三脚や雲台などの三脚関連用品の製造が中心でしたが今では三脚のみならずカメラ用バッグや照明機材も扱っています。今でも同社のロゴは三脚がモチーフになっていて、イタリア発ということでとかく武骨になりがちなカメラ用三脚やバッグでもデザイン性も売りにしていることが特徴です。
例えば最近では小型軽量三脚のBeFreeシリーズや同じく軽量でスマホや小型カメラに対応した超小型三脚のピクシーシリーズなどが人気です。
ちなみにカメラバッグでは一見カメラバッグに見えないようなバッグなどを手掛けています。例えばこんなものとか↓
ちなみに僕はBefreeシリーズの三脚を持っているので次回レビュー記事にしてみようかなあ 気が向いたらということで・・・
ということでマンフロットはただカジュアルなだけではなく、本格的な機能や性能を有していることから人気が高いメーカーで、写真や動画の撮影などを趣味にしている方には知らない人はいないくらい有名と言えます。
カメラバッグの特徴
知らない方にはカメラバッグというと特徴がピンとこなかったり、知っている方でも機材を守るだけにやらたでかいゴツイといったイメージがあるのかもしれません。実際に確かにそのようなバッグもあります。しかしながら最近はカメラ女子なる言葉もあってそういった女性向けに小さくてかわいらしいバッグも沢山あるのです。例えばこんなのもそうですね↓
そしてカメラバッグも普通のバッグと同じようにバックパック型やショルダー型などに大別されます。
そして共通しているものとしては
- 内部に機材を保護するクッション材が取り付けられている
- 付属品などを収納するために小分けのポケットや間仕切りが多い
- 雨から守るためにレインカバーが付属している
マストではないのですがおおむね上記のような特徴が挙げられます。
特に機材を保護するためのクッション材がカメラバッグを大きくかさばらせている要因になっているのですが、現在は前述のように女子向けの小型バッグから登山に使うような本格的なバッグパック 自転車で使うメッセンジャーバッグなど多様化していますので気になったら自分に合うものを探してみてもいいかもしれません。
ちなみに街で使うに当たってはクッション材以外は有ったほうが便利なものと言えるのではないでしょうか
マンフロット チェンジャー20の特徴は
では今回のチェンジャー20の外観を見てみましょう
サイズは ?
サイズと重さは以下のような感じです
■外寸
高さ 44 cm
横幅 35 cm
奥行 14 cm
■内寸
高さ41 cm
横幅 32 cm
奥行 12 cm
■重量 1.24kg
全体的なフォルム
特徴としては縦型のトートフォルムです。生地はナイロンですが、撥水加工が施されています。
縦型というのは個人的にちょっと残念な点ではあるのですが、全長の長い望遠レンズの収納には非常に便利です。長いものはどうしても横に収納すると持ち運びの際に少し取り回しが面倒になりますが、縦になればその辺のストレスは軽減されると思います。
ただし使いやすさといった点は個人的には底は浅いほうが良いと思っていますので横型のトートであれば僕にとってなおベストな製品といえます。
(僕はそこまで大きなレンズは持っていないのですが、大型(全長が長い)のレンズを持っている方にはよい選択肢かと思いますよ)
カラーはスチールグレイ 表面は少しざらついた感じで、撥水処理の他、傷がつきにくい素材になっているとのこと。
こちらが内部のクッション材です 縦型なので縦に長いものを収納する場合はいいかもしれませんが、個人手にはさほどニーズがないのでこのクッションはそのまま使わないでおくことになると思います。
小分けのスペース
まず正面にはファスナー付きの小物スペースがあります A4の紙類が収まります 定期や財布も入れられますが、少し深いので頻繁な取り出しはちょっと面倒かもです。(モノを落としにくいとも言えますが。。。)またあまりマチがないのでメインの収納に沢山ものを入れてしまうと正直出し入れがしにくくなります。
ちなみにファスナーの取っ手がおしゃれ マンフロットのロゴ付です
さらにこの収納に内側にもう一つ収納があります。ここはファスナーではなくて中央一点でマジックテープで止める形です。底は浅いのでこちらの方が出し入れはしやすいですね。
背面側にも収納があります。この収納には底部にファスナーがついており、ここを開けてキャリーケースの取っ手に通すこともできます
(この場合は収納としての機能はなくなりますが。。。)
正面のサイドにスマホの収納スペースがあり、メインの収納スペース内には15インチのノートPCとタブレットが入るポケットがあります。
実は三脚も収納可能
表面の下部にあるバックル受けようなもの 僕も初めはわかりませんでしたが、こいつを利用して三脚を取り付けられるようになっているのがこのバッグの個性的なところなんです。
レインカバーも付属しています(ただしリュックスタイルの時のみ使用可能ですが、これは仕方がないでしょう)
ショルダーストラップにはパッドが付属するほか3wayバッグには省略されがちなチェストベルトがついている点も評価ポイントです。これはスノーピークど同様ですね。
使ってみての感想
収納の多さと三脚のギミックは面白かったと思いますが、それぞれの収納にマチがないのでメイン収納スペースに沢山ものを入れると一気に使い勝手が悪くなる印象です
トートスタイルということもあるのでしょうがあまりパンパンにものをつめるというようりは少し中味の量に余裕を持たせて使った方が良いですね。そういう意味でもやはり旅行というよりは普段使いに特化しています。
カメラ関連のの収納目安はボディ1台にレンズ2,3本プラスストロボくぐらいですかね。逆にそれ以外に何かいれようとするとなかなか難しいかもしれません。例えば通勤・通学で使うなら書類や参考書 旅行で使うなら着替えなどですね。勿論カメラ機材との兼ね合いではあるのですがそんなわけで本格的な撮影旅行などには向いていません。カメラ機材がなければ通勤 通学 一泊程度の旅行には使えると思います。
三脚用の収納ギミックはあるのですが、バッグ自体縦型なのでうまくするとバッグ内に三脚も収納できると思います。
まとめと評価
上記のとおり普段使いには十分なものだと思います。ショルダータイプのカメラバッグでここまで機能性が高いものも少ない気がします。街中に溶け込んで使うにも違和感がないデザインながら望遠レンズの収納もそつなくこなすといったバッグはなかなかないのではと思います。重たい機材をいれた場合はバックパックとして使えば肩の負担も減りますね。また細かい不満点としてはできれば両サイドにドリンクホルダーなどがあれななお良いと感じました。
いかがでしたでしょうか?カメラバッグではあるのですが、普段気軽に持ち歩くことも望遠レンズにさりげなく収納できるある究極の普段使いバッグと言えましょうか・・・ 今回は総合的な魅力が上記不満点を上回って購入しましたが 、結構長く付き合っていけそうな気がします。
デジカメウォッチさんのレビューもわかりやすいので参考にしてみてくださいね。
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/item/1072624.html
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