みなさん、外では勿論ですが、家にいても音楽が欲しくなるときありますよね。特に最近は在宅での仕事の機会も増えて、「ますます家にいる時間が増えたよ~」なんて方も多いと思いますが、家事や家で仕事をしている時は、いわゆる”ながら”のBGMが欲しかったりしませんか?
音楽自体はコンポに限らずパソコンやスマホなど聴くための道具は多様化してきたんですけど、私は面倒くさがりの超ズボラ人間なんで、例えばパソコンやコンポで音楽聞こうと思ったら機器を立ち上げて操作して音楽を選んで、音楽が一周したらライブラリーを変えて…とかもう地味にこう面倒くさいですよね。(音楽をがっつり楽しもうって時もあるので、その際はまた違うけど)
え?そうでもない? そこまで面倒か? そこまでして楽したいか?と言われる方も多いかもしれませんが、やっぱり面倒だし楽したいんです それが人間の性といいうもの
お手軽なのはスマートフォンでそのまま聞くことかもしれませんが、やっぱり「もうちっといい音で楽しみたい」 ってなるとスマホを外部スピーカーにつなぐかといった選択肢になろうかと思いますが、今は便利な世の中でさらなる刺客がこのジャンルに殴り込み?をかけてきています
その名もスマートスピーカー
この辺の面倒くささを一気に解決してくれるのがスマートスピーカーってやつです。
スマートスピーカー JBL LINK10を選んだ理由
なんといっても価格、機能 性能などが総合的にみてバンランスが取れていると感じたからなのですが、まずは性能はこんな感じです
仕様一覧
音楽再生時間 (hrs) 5出力 (W) 2 x 8サイズ
サイズ (cm) 8.6 x 8.6 x 16.9重量(kgs) 0.71コントロール及び接続仕様
Bluetooth バージョン 4.2バッテリー
バッテリー容量 (mAh) 4,000充電時間(hrs) 4特徴
オートパワーオフBluetoothChromecast Built-inGoogle アシスタントマルチルーム対応防水Wi-Fi 対応(JBLの公式HPより引用)
音声アシスタントとしてはGoogleアシスタントが搭載されています。iphoneユーザーの私としてはSiriちゃんに隠れて?浮気するのはためらわれましたがアップルのHomepadはあまりにも高嶺の花過ぎました・・・といったあたりはさておきまずはハード面からレビューしてみますね。
サイズ感
私が持っているiphone11 Proとサイズ感の比較です。(iphoneはカバー付きなので少し大きくなっています)
可搬性も考慮し大きすぎないことを重視しました。ただしあんまり小型になってしまうと物理的な理由により音質面で不利になりますし、大きすぎても場所をとります。重量は0.7kgとペットボトルよりは重いですが、可搬性と言っても家の外まで持ち出すことは考えていないので十分許容範囲です。直径も8.6センチなので置き場所も選びにくいです。
音質面
上ではバランスを重視して選定したと書きましたが、ぶっちゃけ音質面は一番重視しました。だって音がいいと気分が上がるじゃないですか そうでもないかな? 極端に言うとせっかく買ったのにAMラジオみたない音だったらがっくりきますよねえ
何種類かのスマートスピーカーの音を比較したのですが、JBL LINK10が一番音の広がりがあり、低音も豊かで聴いてて違和感もなく心地よかったんです。
ただものごと良くも悪くも許容範囲には限度があって、そら本格的なオーディオシステムのような音を期待したらあきまへん しかしながら見た目よりはかなり音がいいのでよほど音にこだわる方でなければ音質には満足すると思います。
ちなみに興味のない方にはどーでもいいかもしれませんがJBLといえば老舗の名門オーディオブランドです。音へのこだわりはさすがといったところです。
その他のハード的な機能 特徴などについて
JBL LINK10はバッテリーが内蔵されておりまして、実はこれが一番の特徴かもしれませんね。上記の仕様では音楽再生で5時間程度持つようです。防水機能があるため、バッテリーで使用できるとなるとお風呂のお供になるのですね。そのほかちょっとの移動であれば電源を気にする必要もないのが気に入りました。
リビングで、自室で、そしてトイレで! あちこち持ち出せるのもまた面白いです トイレなんか持って行くかいな~なんて思ったあなた ラジオやニュース聴いててちょっと続きがききたい!って言った時もそのまま持ってけるので我慢する必要もございません。お風呂なんかも同様ですね。移動できるってことをなめたらあかん~♪
ちなみに屋外でWifiがない環境でもスマートフォンとはブルートゥースで接続できるので音楽を流すだけならまったく問題ありません。
JBL LINK10の外観はこんな感じ
シンプルでいいですね 飽きのこないデザインです。色は二色展開で写真はホワイトですがブラックもあります。お好みや部屋のインテリアに合わせて選びましょう。音はー横に全方向出ますので指向性などあまり気にする必要はありません。下部の三角のマークはWifi電波のインジケーターです。
中央のボタンはGoogleアシスタントボタンです。このボタンを押して話しかけることもできます。そのほか再生や一時停止 音量の調整ができます。
背面もすっきり 上にある二つのボタンは電源とマイクミュートです マイクミュートを押せば音声入力を受け付けなくなるので誤作動防止にはいいですね。
一番下にあるLINK10の表示の裏にはUSBコネクタがあります。
我が家は妻の分と合わせてihponeやiPadが複数あります。うかつに「Hey Siri!」などと言おうものなら全員のiPhone/iPadが反応して困るわけですが、Googleのアシスタントでも同じで「OK!Google」と手元のスマホに話しかけたときに一緒に反応してしまわないようにすることができるのです。
出番は限られますが、あったら便利です。ちなみに我が家はTVでGoogleアシスタントの特集をやっていたとき反応しまくったのでミュートしました(笑)
セットアップ方法
セットアップ方法はスマートフォンにgoogleHomeのアプリを入れ、ガイドに沿ってすすめるだけなので普段からスマホに慣れている方はさほど迷わないでしょう。 公式のYoutube動画が参考になります。
さあ、使ってみよう
セットアップが終わったら早速使ってみましょう
基本的な使い方はスピーカーに向かって「OK!Google」もしくは「ねぇ!Google」と話しかけて、調べたいことやお願いしたいことをしゃべるだけ!
例えばこんな感じ
- OK Google 今何時?
- OK Google 明日の天気は?
- OK Google 明日の予定は?(Googleカレンダーに予定があれば答えてくれます)
- OK Google 〇〇について教えて
- OK Google 音楽流して(ラジオ流して)
- OK Google 今日のニュースは? ・・・etc
日本人なら「ねえ Google」って話しかけた方が愛着がわくかもしれませんね。
とにかく便利
上のことはスマホでもできるじゃん って確かにそうかもしれません でもスマホを持つ必要がないってことがとにかく便利
我が家ではテレビのリモコンとしても使っていますが、「あれリモコンどこやったけ」 「スマホどこにおいたっけ」なんてことが”あるある”って人には特におすすめ
さらに「OK Google タイマー5分」なんてやればキッチンタイマーのかわりになります 料理の時は手が汚れていたりふさがっていることも多いし、小さなキッチンタイマーを操作することを思えば本当に楽です。我が家はやり忘れが多いため、よくタイマーを使っているので特に恩恵を感じます。
そのほかはお風呂に入りながらラジオや音楽を聴いたり 長湯の人は時間もすぐに分かるわけです 「お、9時から見たいテレビがあるからぼちぼち上がるかなあ」ってな感じでそれこそタイマーを仕掛けておいてもいいのです 勿論スマホでも防水のものであればできなくはないですが、手に取って時間をみるという動作が省略できるのが大きいですし、スマホと比較して音の良さはもう比べるレベルではありません。
環境次第でさらに便利になる
周辺機器の対応次第ではあるのですが、さらに便利に使うことができます。例えば
- OK Google 照明消してOK
- OK Google テレビつけて(チャンネル変えて 音量下げて等)
- OK Google エアコンつけて
- OK Google 掃除して(掃除機の操作)
このように対応する家電を駆使すれば家中の家電を操作することも可能なのです
さらに特定のワードでいくつかの機能を組み合わせて任意の動作させることも可能です
OK Google おはよう
→今日の予定やニュースの読み上げ
OK Google おやすみ
→照明OFF 施錠 テレビOFF 明日の天気や予定の読み上げ
OK Google ただいま
→照明ON エアコンON リマインダーの読み上げ
てな感じです まだまだ対応する機器が少なかったりの課題もありますが、現時点で実装されている機能です。ただしすべてを対応機器にそろえるには出費もかさみますので今は買い替えるよりREMO使った方が安上がりだと思います。
ちょっと気になるところ
続いては残念ながらもう少し頑張ってほしかった点や、JBL LINK10というよりスマートスピーカーならではの課題など取り上げておきます。
ACアダプターがない
コストカットでしょうか ACアダプタが付属していません (USBケーブルは同梱されています) 実は上位機種のJBL LINK20には同梱されていますが・・・ なので市販のアダプタを準備する必要があります。
【プレゼント付き!】急速充電器 ACアダプター 最大12W 2年保証 USB-ACアダプタ 2ポート 5V 2.4A USB スマートIC 充電器 チャージャー PSE認証 USB充電器 コンセント アンドロイド スマホ アイフォン11 アイフォン iPhone11 iPhone android ER-UALY24JBL LINK20はLINK10の上位機種になり、サイズが大きくなる分音がさらに良くなり、バッテリーの持ちもよくなりますが、市場価格も倍になりますので、お値段が許せばお薦めしますが、コストパフォーマンスではLNK10のほうが優れていると感じます。
ややレスポンスは遅い
呼びかけてから結果が出るまでワンテンポ間があります。我が家ではテレビの操作もしていますが、こちらもタイムラグがあり、リモコンが手元にあればさすがにその方が早いです。
検索は最上位の記事だけ
何かについて調べようとするときは最上位の記事が読み上げられます。PCやスマホみたく検索結果の一覧から目当ての記事にいくことはできません。何かを調べようとするとWikipediaの記事を読まれることが多いです。
アップルミュージックに対応していない
iphoneユーザーが該当しますが、音楽再生についてはアップルミュージックに対応していません。なので音楽の再生にはGooglePlayMusicのほかSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスの利用が必要になります。Spotifyは無料でも楽しむことができるので、登録する価値はあると思います。ただしiPhoneに入っている音楽を再生させる場合はそのライブラリをGooglePlayMusicに転送させる必要があります。
詳しいやり方は下記アドレスが参考になります
https://www.noteburner.jp/apple-music/move-apple-music-to-google-play.html
他のスマートスピーカーはどうなの?
もちろんJBL LINK10以外にもスマートスピーカーはあります。下が本家Googleのスマートスピーカーです
そしてアマゾンEcho
これらはコンパクトで軽いのですが、バッテリーや防水機能がありません。このためコンパクトで軽いといった良さが少しスポイルされている気がするんですよね。そしてJBL LINK10と比較してお値段もそこまで安くはありませんし、個人的な感想では音質も劣ります スピーカーから出る音ってのはつきつめると大きさにかかわるところが大きいので、小さいってだけで音質面は不利になるのですが、そもそもJBLはオーディオメーカーだけに音質については一日の長があって当たり前ですよね。
近い価格帯であれば、しょっちゅう持ち歩くものでもないですし、設置場所があれば音がいい方を選んだ方が後悔が少ないと思いますよ。
そして最近ではSONYも出してきています。
SONYらしくおしゃれで音質にもこだわっています、ただし防水はなく防滴どまりでバッテリーもありません。市場価格も高めです。
まとめ
スマートスピーカー全般に言えますが、JBL LINK10が生活必需品かといえばNOですし、生活や人生が劇的にはかどるかといえばそれも大げさな表現になるかもしれません。ただ冒頭に記載したように「気軽にいい音で楽しめるスピーカー欲しいなあ」って方が購入するにはこのJBK LINK10は十分な性能だと思います。
そして特筆すべきは声一つで操作が完結するということです。機器の電源を入れてCDを入れて あるいはスマホの画面で音楽のアイコンをタップしてお気に入りのライブラリをタップしてといった操作が不要になるというのは画期的です。例えば
OK Google ミスチルを流して
ライブラリーにあればこれで一発でミスチルの曲を流してくれますし、勿論スマホからの操作もOKです。
他の方のレビューでは「期待ほどではなかった」 あるいは「初めは面白かったけど飽きて手放した」って意見も見受けられますが、個人的には置いておいて邪魔になるわけでもありませんし、天気チェック タイマー、BGM、時にはテレビのリモコンとして我が家ではかれこれ2年くらい大活躍しています。
要は現段階ではスマートスピーカーに必要以上に万能性を求めると期待外れの部分はあるかもだけど、スピーカーにちょっと便利なおまけ機能があるよって位の感覚で捉えた方がいいと思いますね。
ただLINK10に限った話ではないですがこの先の時代は音声入力の技術 検索アルゴリズムはますます進歩することでしょう。そして5G時代もすぐそこです。近い将来は「え!?人間としゃべってると思ってた」なんてレベルの会話ができるようになるかもしれません。そうなればもっと具体的なこともできるようになっていくでしょう。
音楽を楽しむついでに今からでもこの夢のある技術に触れ、慣れ親しんでおくことは決して損なことではないと思いますよ。これがうん万円もするなら個人的には考えますが、定価14,880円が今なら1万円を下回る価格で購入可能なんでお得感が高いのでタイミング的にもおすすめかと思って記事にしてみました。
スピーカーとして、実用品として、遊び道具として、話し相手として?いろいろ楽しめるスマートスピーカーの世界にいざゆかん~
私は以下の方法を従って、Apple Musicの曲をGoogle Homeで再生しています。
https://www.tunemobie.net/tutorials/play-apple-music-on-google-home.html
tanaka様
コメントありがとうございます
なるほどGoogoleHomeの音楽をアップルミュージックに紐づける感じですね
ご教示いただきましてありがとうございます
参考になりました